中日の未来のために私たちが出来ること

杜洋々(大連大学)

 

中日関係は歴史の問題でずっと不安定の状態に置いています。中国人は日本または日本人のことが分からないだからこそ、激しいデモを行って、冷静的に問題を解決することができませんでした。先入観に捕らわれやすいのです。

私たちはもっと日本の文化を了解すべき、もっと日本の素敵なところを周りの人に紹介すべきだと思います。これも中日両国の青年間の相互理解と交流を深めるための鍵だと思います。

そこで、日本の文化は中国に入り込んだ一つのきっかけは日本のアニメーションだと考えられます。

前世紀80年代、中国人はまだ9寸の小さいテレビを使っていました。このモノクロテレビで「鉄腕アトム」は中国の子どもの生活に入りました。優しくて勇敢なアトムだけではなく、その後「ドラえもん」「花の子ルンルン」「一休さん」などのアニメーションも中国に輸入し、中国の子どもと共に成長してきました。

考えてみれば、これらのアニメーションは大低日本から伝えてくれました。

日本のアニメーションを通じて日本の風俗、日本人の生活習慣などの文化も中国の子どもに、知らず知らずのうちに影響を与えてくれました。

例えば、大人気の「ドラえもん」の中のキャラクターは皆それぞれの個性を持っています。どのような道具も出せるドラえもん、臆病で優しいのび太、親の脛をかむスネオ、意地悪くて力強いジャイアン、可愛い静香ちゃん…そして、最後にどんなことに遭っても、皆は勇気を出して一緒に困難を克服していました。人間性が溢れた素晴らしいアニメーションでした。

「ドラえもん」から、日本人は人の家に入ると「お邪魔します」を言います。ご飯を食べる前に「いただきます」を言い、食べ終わったら「ご馳走様でした」を言います…いろいろな習慣は中国人にとって簡単に見えるけど、とても身につけにくいのです。礼儀正しさはちょうど今の若者に欠けることなのです。

そして、日本の和室、日本の街、日本の料理なども「ドラえもん」が紹介してくれました。このような素敵な日本、皆によく知られたら、誰でも好きになるでしょう。

中国も自国の文化をアピールしながら中国らしいアニメーションが作られれば、日本の子どもも小さいごろからもっと容易で中国を知るはずだと思います。アニメーションは両国の子ども、または若者にとってお互いに了解できる一番簡単な方法だと思います。たくさんの学生は日本のアニメーションが好きなので、日本語を専門として目指しています。私も日本のアニメーションに憧れてから日本語を勉強したかったのです。

しかしながら、小学生も大学生も日本のアニメーションときたら、キャラクターはかっこいいとか、可愛いとか、ストーリーがすごいとかの原因で日本のアニメーションが好きになったということです。勿論、これもアニメーションにとってあるべき特徴です。観客の目を引くため、いろいろな要素が必要とされています。

けれど、日本語を勉強し始めて、私は以前より日本への感心を強く持ちながら、前と違う視角で日本のアニメーションを見ることができました。もっと日本の文化を理解したいのです。時々、一つのアニメーションの寿司屋や主人公の敬語の使い方などについでクラスメートと盛り上がってきたことがよくあります。とても楽しいです。

今、私はよく後輩と親戚の子どもに日本の素晴らしいアニメーションを紹介しています。相手は日本語が分かる人なら、美しい言葉が出てきたアニメーションを紹介します。相手は子どもなら、「ドラえもん」のような子供向け、日本らしいアニメーションを紹介します。

「出来るだけ、子どもと一緒にアニメーションを見る」と親に伝えています。「ちゃんと日本の子どものいい習慣を自分の子どもへ伝えよう」と私は親たちによく意見を出しています。

アニメーションは産業とされていますけど、私はアニメーションが人に影響を大きく与えられる文化の一つ、そして、国の間に自国文化を伝え、お互いに勉強ができるいい手段だと思っています。

アニメーションをいっぱい見た私たちはほかの人にお互いの国を紹介し、いいところをシェアすることは私たち若者のするべきことです。

当然ながら、アニメーションだけではなく、本も文化交流の無音の手段です。本を読んだ私たち自分自身の視野も広げるし、学んだことで皆と感想を換えて、もっと日本の美しいところを知るように頑張りたいと思います。

若者として私たちは両国の交流と発展のために、アニメーションや本などを通じて両国の文化を理解し、前向きで両国の立派さをアピールしましょう!

 

 

 

 
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