侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館

 

記念館内の平和記念碑

第12期全国人民代表大会の常務委員会は、第7回会議の表決で9月3日を「中国人民抗日戦争勝利記念日」、12月13日を「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」とし、いずれも国民の行事日に定める重要決議を採択した。

これらの国民の行事日は、国を挙げてかつて発生した重大な民族的災難を記念するために設けられたものだ。「侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館」は1985年に完成し、1995年に拡張工事がなされ、敷地面積は3万平方㍍、床面積は5千平方㍍だ。かつて中国を侵略した日本軍による南京での市民虐殺をはじめ、日本軍の極悪非道の数々をとどめた遺跡と犠牲者となった同胞の埋葬地があった場所に同記念館が建てられた。

同記念館は、灰白色を基調に大理石を重ね合わせて建てられている。館内の雰囲気は、厳粛で重々しく、中国を侵略した日本軍による南京での市民虐殺や日本軍の極悪非道の数々に関する多くの史実を記録している。(文・写真=馮進)

 

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