中日関係は国交正常化以降で最も厳しい時期

 

中国社会科学院の李培林副院長は9日、大連で開かれたシンポジウム「甲午戦争(日清戦争)以降の中日関係」で、中日関係は現在、国交正常化以降で最も厳しい時期にあると述べた。 

彼は「安倍政権は皇国史観と誤った強硬な外交姿勢を堅持し、両国の政治的関係をひどく後退させ、ほかの分野にも影響を与えている。東中国海での対立は日増しに複雑になり、軍事的な意味での危険性が次第にはっきりしてきた。にらみ合いの状態をどう解決し、両国関係を好転させるかは、ここに集まった専門家に与えられた差し迫った課題だ」と話した。

 

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