革新の力、世界経済の健全な発展を促進

 

「2014天津夏季ダボスフォーラム・第8回ニューリーダー年次総会(夏季ダボス会議)」が、9月10-12日にかけて天津市で開催されている。革新の持続による世界経済の健全な発展の促進が、議論の焦点の1つになる。

現実的な問題と発展への希望が交錯する中、いかに革新によって原動力を獲得し、自信を持ち発展に取り組むべきかは、世界各国が直面する共通の難題、本フォーラムが注目する議題となっている。

革新は発展の原動力だ。過去の経済危機後の回復過程を見ると、業界・産業内で目立った新しい成長源が形成され、経済の回復・発展を支えてきたことが分かる(前回の経済回復における不動産業界など)。現在はインターネット金融や3Dプリンターなどの新たな業界が誕生しているが、革新力が不足しており、世界経済全体の急速な回復をけん引できていない。本フォーラムは革新に焦点を絞り、関連分野・業界の研究を通じ、経済回復を支える新たな成長源を模索する。

鋭意革新には、変わることのない決意が必要だ。圧力は原動力で、難題がチャンスをもたらす。中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)の閉幕後、改革の全面的な深化に関する一連の計画が発表された。中国には、さまざまな困難と課題を克服し、世界の経済成長に原動力を提供し続ける自信と能力がある。世界各国もまた、そこから利益を獲得し、チャンスを共有し、共に発展していくだろう。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年9月11日

 
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