国連気候サミットについて

 

9月23日、国際連合気候変動サミットがニューヨークの国連本部で開催される。このサミットには125のメンバー国の国家元首、政府首脳、高級官僚らが参加を予定しており、2009年のコペンハーゲン気候サミット以来の気候サミットであり、また、この種のものでは史上最大規模のサミットとなるだろう。

今回のサミットは、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が自ら発起人となり、各国のリーダーを招待し、各国のリーダーに大胆で積極的な目標と行動を取るようにと呼びかけるもので、来る2015年の世界気候協議に貢献しようというものである。同時に全世界の企業、金融界、地方行政機関、市民社会のリーダーに、気候変化への対応に関する各種の議題に共に参与し討議しようと、呼びかけたものである。

今年の国連気候サミットは、いわゆる2015年国連気候変動パリ会議の前の最も重要な会議となる。1995年から、国連は毎年一回、気候変動会議を開くことと決めている。パリ会議の目標は、2020年以後の温室効果ガス排出量削減について、新たな取り決めを結ぶことにある。

 

人民中国インターネット版 2014年9月23日

 

 
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