APEC開催期間に運行開始 車長6.5㍍の100%電気バス

 

このほど、北京市で100%電気を使用した車長の最も短いバスがデビューした。APEC開催期間中、新型バスは懐柔区で運行される。北京市郊外で大量に電気バスが利用されるのはこれが初めてとなる。

北京市公共交通集団は福田自動車集団から700台の電気バスを買い入れる契約を結んだ。最初に納品された30台の電気バスで、最も注目すべきは、初めて登場した車長6.5㍍の100%電気使用バスだ。これら10台の電気バスは幅が2.25㍍、高さが2.8㍍、車体は黄色く、座席は11あり、定員は36人となっている。

これらの電気バスは高速充電技術が採用されており、充電が完了するまでわずか30分しかかからない。運行中は補助の充電があり10~15分で充電が完了する。100%の充電で50~100㌔走行できる。

APEC開催期間中、まず、これらの30台の電気バスが懐柔区の4路線で運行を開始する。その後も続々と納品されることになっており、将来的には70台の電気バスが懐柔区で運行されることとなる。

電気バスは、年末までに、あと90台納品されることになっており、北京市の西城区、朝陽区、豊台区などの短距離路線にも投入される。今後、同バスは短距離路線の主力車種となる。(構成・張春侠)

                                                  

人民中国インターネット版 2014年11月4日

 

 
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