APEC開催に向け河北5都市で排出削減措置

 

11月3日夜、APEC開催期間中の重度の大気汚染に対するⅠ級排出削減措置が、河北省の五つの市で開始された。これは、APEC期間中の大気質を保障するレベルの最も高い排出削減措置である。

同措置は2回に分けて実施されるという。石家荘、邯鄲、邢台、保定、廊坊の五つの市は3日から開始され、唐山、滄州、衡水の三つの市は6日から開始される予定。

河北省環境応急・重度汚染警報センターの王暁利主任によると、重度汚染Ⅰ級排出削減措置として、汚染物質排出を30%削減し、工業企業に対し排出基準の遵守を厳しく監督し、その生産活動を制限する。目標に達成できなかった企業は業務停止または閉鎖される。また、基礎工事の停止や車両の通行制限などの措置が実施される。

石家荘、邯鄲、保定の三つの市では、4日零時からすでに車両ナンバーの偶数か奇数かでの通行制限が開始されている。(編集・張春侠)

人民中国インターネット版 2014年11月4日

 
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