中日関係の行方

楊卓凡(北京理工大学珠海学院)

 

 最後の句点を輸入した後、私は送信した。メール向こうは私の初めて日本のフレンドた。私達は約週に一回メールを送り合っている。彼女はちょっと人見知りな性格で、最初のメールは心が折れるほど短かったが、今日になってはお互いの状況や趣味なども初歩的な了解はあった。

 今時中日の関係は緊張しているので、一回目のメール送信の時、色々心配した。両国の関係は付き合う障碍になるのか。しかし、私が思ったことと全然違った。その日本友人はまったくこのようなことを言ったことないし、言うつもりもないようだ。

 日本語を学ぶ私すらいこんな考えがあった、他人はいうまでもない、こんな考えを持つ人は多いだろう。が、私の大学先生の言う通りだ。先生の妹は元々日本のことあまり好きではなかった。先生は日本語を学び、日本のたくさんの見聞を見てきた。妹に話して、理解してもらったら、妹は今日本に対する気持ちは変わったのだ。よく考えてみたら、私もそうではないか。日本に対して、私の父の見方は先生の妹と同じだった。しかし今、父は私を曾て彼は「安全ではない」と思う日本に行かせてくれた。

 国は一人一人の人民から構成された。国と国の関係は必ず人の間の関係と繋がっているのだ。私は中日関係の行方について、大した心配はなかった。現在、世界の流れと行き先は和と発展なのだ。和は繁栄をもたらす、戦は損害へみちびく。これは2000年の実践から総括の真理だ。

 確かに利益で国のあいだはあらそうかもしれない、しかし、中国でも日本でも、相手を必要としているのだ。日本は中国の労働力とか糧食とかの資源を求めている、中国は日本の科学技術などの資源を求める。中国と日本は同じ板の両端にある、一方が落ちたら向こうも落ちる、お互い制約、バランスを保つのが両方にとって一番いいのだ。

 たとえ利益で衝突があったとしても、我々普通の民衆は冷静に対応できるはずだ。日本で中国人を殴るとか、中国で日産の車を燃やすとか、それは極めて数少ないケースだ。両国の2000年の歴史を分析した後我々は分かる。極端な行為をしても何にも解決できない、冷静に両国の関係を対応して、両国の緊張関係を和やかにするこそが両国のためだ。

 両国の関係を明るい未来に導くのは政府や総理達の仕事だけではない。一見民衆はなにをしても無駄に見えるけど、実はそうではない。先生の妹と私の父のように日本語を勉強している家族や友達に影響された人もいるのだ。一人一人の心に相手国への友好気分があれば、相手国への社会全体の雰囲気はよくなるのだ。

 自分は普通人だから何にもできないと思わないで。自分は普通人でも何かできるはずと思えば、両国未来の関係はきっと明るくなくのだ。

 
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