３月10日午前10時、第12期全国人民代表大会（全人大）第３回会議プレスセンターで記者会見が行われ、人力資源・社会保障部の尹蔚民部長、胡暁義副部長は雇用と社会保障に関する問題について国内外の記者による質問に答えた。

尹部長は次のように語る。現段階においては、中国養老保険基金の総合的な運営は安定していると言える。しかし、高齢化は養老保険の収支のバランスに大きな影響を与える。2020年までに、中国で60歳以上の高齢者人口が総人口に占める比率は19.3％に達し、2050年までには、38.6％の人口が60歳以上になり、1.3人で高齢者１人を扶養することになる。今後、中国養老保険基金の収支バランスの維持は難しくなる。（編集・張春侠）

人民中国インターネット版　2015年3月10日