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戸部山古民家群

 

戸部山古民家群には戯馬台遺跡、有力者や大商人の邸宅、中産階級の四合院から庶民が暮らした集合住宅までが含まれる。この一帯には今なお保存状態の良い明・清代の住宅400軒余りに加え民国時期の家屋も700軒以上あり、このうち完全な状態のものは20カ所余りある。すでに修復が終わった、あるいは修復が予定されているものには、魏家園、余家大院、翟家大院、鄭家大院、劉家大院の5カ所がある。このうち余家大院と翟家大院は徐州民俗博物館として使用されており、当地の民俗や工芸文化などを展示、紹介している。崔家大院は現在修復中でもあり、翰林府屋敷も間もなく公開される。これらの屋敷は明、清、民国時期の徐州の政治、経済、文化の縮図であり、歴史ある徐州古城最後の遺物でもある。 

 

人民中国インターネット版 2015年6月