開会式であいさつをする世界レジャー機構のロジャー・コールズ会長

9月12日、「スポーツ・レジャー、自然を楽しむ」をテーマに2015世界レジャースポーツ大会が青島莱西市のスポーツセンターで開幕した。10日間の大会開催中には92の国と地域から9000人余の選手が17種目、400余の競技に参加する。

　同大会は、世界レジャースポーツ大会、世界レジャーサミットフォーラム、世界レジャー商品博覧会、レジャー文化芸術祭の四つのイベントで構成されている。国際競技に含まれているロッククライミング、フリースタイル・インラインスケート、ストーリートダンス、エレクトロニックスポーツ、マラソン、ドラゴンボート、チェス、武術、ビーチバレーの他、国内競技の膠州湾横断遠泳、エアロビクスダンス、青島ゴキ（トランプの一種）、馬術、自転車、釣り、ビーチサッカー、中国将棋の17種目が行われる。

青島市の張新起市長はあいさつで、今回の大会はグリーン、健康、倹約という理念に基づき、大衆性、娯楽性、参加型を特化させることでレジャースポーツの魅力をアピールすると同時に、青島独自の文化を紹介すると述べた。世界レジャー機構のロジャー・コールズ（Roger Coles）会長は「2015世界レジャースポーツ大会はすべての参加者に新しい出会いと新たな収穫を得るチャンスを提供します。レジャースポーツを楽しむことで、同時に、われわれが住んでいるこの世界をさらに理解することができるのです」と語り、今回の大会を高く評価した。

　世界レジャースポーツ大会は、世界レジャー機構が主催し、5年に1度開催される世界的なスポーツ競技大会。実際の行動によりレジャー活動を展開することを目的に、世界的なレジャースポーツの発展を促進する。青島市政府が主催し、莱西市政府が実施する同大会は、韓国の春川市で行われた第1回大会と比べ、規模も参加選手数も倍となった。