国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議（COP21）が30日フランス・パリで開幕し、中国の習近平国家主席ら150以上の国の首脳が開幕式に出席しました。

中国は、「国連気候変動枠組み条約」の原則と規定に則って、共通だが差異のある責任、公平、及び各国の能力の原則の堅持や、2020年以降における国連の気候変動対策の枠組を決めると同時に、2020年までの取り組みを強化すること、世界に向けて低炭素グリーン成長という明確なシグナルを発信すること、資金と技術面における先進国の義務を履行することなどを強く主張しています。

開幕式後、各国の交渉代表は、2020年以降の新しい温暖化対策の枠組みの合意を目指して協議します。

中国国際放送局日本語部より　2015年１２月１日