日増しに整備される国際化サービス

 

成都市委員会の「全域開放」戦略のもとで、成都は今まさに中国西南部の内陸都市から、南アジア、中東、欧州に進出するための中国で最も優れた「最前線の門戸」となっている。この都市はいまだ絶えず優良化・開放された協力環境にあり、生産環境、生活環境、政務環境の利便化が推進され、全域の開放が深化し、国際化・現代化推進の過程に極めて大きな推進作用を持っている。

2013年9月1日から、成都は正式に「72時間トランジットビザ免除」政策を実施し始め、中国で4番目、西部で初めての「72時間トランジットビザ免除」を実施する都市となり、ビザ免除範囲は51カ国に拡大した。

成都の「72時間トランジットビザ免除」政策を十分に利用し、さらに成都の対外開放レベルを引き上げ、成都市開放型地域センターと国際化都市建設の進展を加速するため、成都ではさらに「72時間トランジットビザ免除」政策の実施業務案を制定し、2014年から2016年の間に「72時間トランジットビザ免除」を利用した旅客数は年平均100%以上の増加を実現し、2016年には旅客数の全国4位、成都の出入国旅客総数の割合を同年の北京、上海、広州の3大ハブ空港の占有比と基本的に同水準に保つことを目指している。

世界で最も旅行する価値のある中国の都市として、成都は「72時間トランジットビザ免除」旅客に向けて一日観光、二日観光、三日観光ルートと商品を用意し、外国のお客様に「行きたくなったら、すぐに来て」を可能とする開放された現代化・国際化大都市を目指している。

2015年2月、成都市人民政府が対外的に発表した情報によると、天府新区簡陽市炉蘆葭鎮の成都新空港は成都天府国際空港と正式に名付けられた。その規模は双流空港ターミナル2ビルの1.8倍で、規模は北京新空港に次ぐものである。業界関係者は、成都第二空港の建設は四川・成都を世界との交流が最も頻繁で広範な都市にするだろうと指摘している。

現在、成都の街角を歩いていると、しばしば欧米人を見かける。成都市統計局のデータによれば、現在成都の常住外国籍人口は約2.5万人で、彼らの中には教師も学生もオフィスワーカーも若き創業者もいるという。

現在、成都の国際友好都市の数はすでに24を数え、友好協力関係にある都市は36である。11の市クラスの公立病院の主な標識やマークは二カ国語で書かれており、三級甲クラスの病院の予約センターや急診・救急、特別サービスなどの部署では多言語医療サービスを行っており、外国人への「グリーンルート」もある。さらに、成都はイギリス、フランス、アメリカ、オーストリア、フィンランドなどの多くの国・地域と教育提携関係を結んでおり、200余りの中・小学校と国外の学校が姉妹校関係を結んでいる。成都の生活付属施設の国際化も逐次成熟していて、成都の国際化発展の道にさらに多くの保障を与えている。

 

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