楊潔篪:主権問題は中国のボーダーラインだ

 

7月14日、国務委員の楊潔篪氏は南中国海仲裁案仲裁裁判所のいわゆる裁決について、中央メディアの取材を受け、中国側の関係立場と主張を全面的に説明した。

楊潔篪氏は次のように表明した。南中国海仲裁案仲裁裁判所はこのほど、いわゆる裁決を下した。この裁決は完全に違法で無効だ。中国政府は関係声明と白書を発表し、我々は仲裁に断じて反対し、裁決を受け入れず、認めない厳正な立場を表明した。中国の社会各界と幅広い民衆は中央政府の立場を断固として擁護し、支持し、新聞、テレビ、ショートメール、微信、マイクロブログなどに記事と見解を次々と発表して、不法な仲裁に反対し、主権・権益を擁護する鮮明な姿勢を示している。

楊潔篪氏は次のように指摘した。南中国海仲裁案は最初から最後まで法律の衣をまとった政治的茶番劇で、その背後に人に告げることのできない陰謀がある。一部の域外国家は仲裁案で中国の南中国海における主権と権益を否定し、さらにはグループ化し、国際社会で中国を孤立させ、中国の名誉を汚し、中国の平和的発展を阻害しようと企んでいるが、彼らの行動はすべて水泡に帰し、天を仰いで唾を吐くようなものだ。

楊潔篪氏は、次のように強調した。主権問題は中国のボーダーラインだ。中国は大きいが、祖先から受け継いだ土地を一寸たりとも失うことはできない。中国の南中国海における領土主権と海洋権益は2千年余りの歴史的実践において形成されたもので、十分な歴史と法理的依拠があり、荒唐無稽のいわゆる裁決で決して否定できない。仲裁裁决は歴史的事実を抹消できず、中国の南中国海における権益と主張を否定できず、我々が領土主権と海洋権益を擁護する決意と意思を揺るがすことはできない。

楊潔篪氏はさらに、次のように強調した。歴史は改ざんできず、法律も乱用してはならない。中国の南中国海における主権、権利及び関係主張は中国人民の何千何百年という歴史の実践において次第に形成され、絶えず発展してきたもので、且つ一貫して歴代中国政府に堅持されてきた。早くも1948年に、中国政府は公開で発行された公式の地図に南中国海の「九段線」を記入し、中国の南中国海諸島及びその近くの海域に対する主権と関係海洋権益を確認した。中国の南中国海の権益における主張は『条約』の調印した時代より早いので、それは『条約』によって否定されるはずがない。さらには、一枚の間違いだらけのいわゆる裁決によって否定できない。中国の南中国海における主権と海洋権益は国際法と『条約』の二重の保護を受けている。

楊潔篪氏は次のように表明した。中国は直接の当事国と歴史的事実を尊重することを前提に、『条約』を含む国際法に準拠し、紛争を解決する前の一時的な手配について積極的に協議を行うことを希望している。それには南中国海の関係海域で共同開発を行い、互恵ウィンウィンを実現し、南中国海の平和と安定を共同で擁護することが含まれる。フィリピンの新政府は中国とフィリピンの共同の利益と両国関係の大局を最優先し、関係問題に適切に対処することを望んでいる。 中国とフィリピンが『南中国海各方面行為宣言』の原則と精神を堅持する限り、対話と協議を通じて亀裂に適切に対処し、互利互恵の友好的協力を堅持し、必ず両国関係のために輝かしい未来を切り開くことができる。

 

新華社より

 

 

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