成都が一気に9本の国際直行便を契約、総数100本に迫る

 

9月25日、第22回世界航空路線発展大会で、成都市は四川省空港集団とともに、一気に6社の航空会社と9本の定期直行便国際フライトルート提携協議にサインした。そのうち8本は新たに開通する直行便であり、1本は貸切便を定期直行便へ変えるものであった。

新たに契約されたのは、成都からシドニー、ニューヨーク、ロサンゼルス、マドリード、ソチ、アディスアベバ、オークランド、ドバイへの直行便である。また、成都からモスクワまでの貸切便が定期直行便となった。提携協議によれば、これらのフライトは2016~2017年に開通する。

これらのフライトが開通したのち、成都からアメリカへの直行便は3本となり、アメリカ東海岸、西海岸どちらへも直行便ができ、成都とアメリカの経済貿易協力や文化交流がより便利に密接になる。

近年、成都の航空発展は猛烈な勢いで進んでいる。2015年、成都双流国際空港の旅客数と国際(地区も含む)旅客数はそれぞれのべ4000万人と400万人を超え、共に全国第4位につけている。成都天府国際空港はすでに建設が始まっており、2020年に使用が開始される予定で、成都は北京・上海に次ぐ、中国で三番目の「一つの市に2つの空港」を持つ都市となる。

国際フライトネットワークの完備は国際航空ハブの重要な証であり、国際化大都市の重要な指標でもある。2013年以降、成都の新たな国際フライトは迅速に増えており、アメリカのロサンゼルス、イギリスのロンドン、ドイツのフランクフルト、フランスのパリ、オーストラリアのメルボルン、カタールのドーハ、モーリシャスなどの多くの定期直行フライトが相次いで開通した。北米、オセアニア、アフリカの「ゼロ」がなくなり、同時に成都はヨーロッパや中東への門戸となるハブ都市としての地位をさらに固めている。

現在までの段階で、成都双流国際空港のすでに開通している国際(地区)フライトは89本にも達し、中でも国際(地区)の定期直行便ネットワークは、北米、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカ、アジアの重要なハブ都市をカバーしており、中西部地区の先頭に立っている。

9本のフライトが開通したのち、次の一歩として成都は、国際定期直行便ネットワーク計画に基づき、20本余りの戦略的国際フライト開通を重点的に進め、2020年までに成都の国際直行便を70本まで増やし、成都を中国西部の世界とつながる、世界をつなげる重要な支点とする計画である。

 

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