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青島で新種の鳥を2種発見

 

 ナベヅル ヒガシシナアジサシ 

 青島は中国東部の渡り鳥が必ず飛来する経由地であり、毎年数百万羽がやって来る鳥類資源の宝庫だ。中にはタンチョウヅル、ハクツル、コウノトリ、コウライアイサ、イヌワシなどの国家1級保護鳥が含まれている。これまでの青島市の調査で、393種が確認され、中国全土の鳥類の28%がいる。今年、青島市で2種の新種の鳥類が発見され、その1種は国家1級保護鳥のナベヅルで、全世界にわずか9000羽しかいない。もう1種は「神話の鳥」と言われているヒガシシナアジサシで全世界に100羽前後しか生存していない。珍しく、神秘的なことから「神話の鳥」として世界自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定している。1937年、青島の沐官島で見つかったのが中国初の発見だった。それから80年近くを経て、再び青島で発見された。(文・李徳銀)

 

人民中国インターネット版 2016年11月28日

 

 

 
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