2016年12月5日に人民中国雑誌社と日本科学協会共催の「笹川杯作文コンクール2016-感知日本」が成功裏に閉幕した。今回は全国28の省、市、自治区から124校の大学や社会の各界から作品が寄せられ、北京外国語大学の馮心鶴さん、浙江農林大学の童瑶さん、東華大学の呉氷潔さん、湖北民族学院の張孟傑さんの4人が優勝した。また、16人が二等賞、三等賞、優秀賞に選ばれた。優勝者は「日本知識大会2016」の受賞団体及び個人戦のトップ3位とともに2017年2月に日本科学協会の招待で8日間日本を訪問し、そこで観察と交流を行い、日本に対する理解をさらに深め、両国の青年の友好的な交流を発展させる。

応募作品はテーマが際立ち、内容も個性豊かだった。「中日友好―若者の視点から―」がテーマで、現実生活を題材にしており、小さな物事から大局を見通し、読者へ訴えかける力と異国ならではの観点を持っていた。参加者は実体験に基づく両国の友好の源流、文化の差異、中日両国関係の現状と将来的発展について観察し考えを述べており、客観的で正確な情報の伝達が中日関係において重要であると指摘した。同時に、自身の素養を高めることを通じて中日友好事業の推進に努力したいという願いが語られており、現代中国の若者の中日代々の友好に対する期待を反映していた。

「笹川杯作文コンクール-感知日本」は開催年の2008年から今に至るまで日本財団、日本科学協会、在中国日本国大使館、中日友好協会、全日本空輸株式会社(ANA)及び中国国内の各大学の先生と外国人教師の皆さんの支持と協力を得て行われております。

 

人民中国インターネット版 2016年12月

 
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