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「黄金期」迎えた青島中医業

 

 12月15日、青島市が創設した国家中医薬総合改革実験区が始動した。青島中医業は発展の「黄金期」を迎えたのだ。

 青島市政府は以下のような実験区設立計画を提起した。5年間で全市の100%の基層医療機関が中医薬サービスを提供できるようにし、「区(市)には中医院があり、鎮(街道)には国医(中医と同じ)館があり、村には中医がいる」状態にし、住民の中医薬知識の理解力を10%向上させ、国際中医ヘルスツアーレジャーセンターを創設する。

 また青島市海慈医療グループのコーディネートによって、37の医療機関が共同参加、創建した青島市中医薬発展グループも同日正式に設立された。このグループはクラス別診療、双方向紹介、資源シェア、検査結果の相互確認、医師の全科診療を実現し、服務規程を統一・規範化し、インターネットシステムとデータ情報のシェアを実現する。中医薬人材の育成、学術交流、科学技術協力による難関突破を共同で展開し、中医総合診療センター、中薬煎薬センター、中薬加工精製センター、中薬製剤センター等を設立する。

 これと同時に、青島市は10人の国医大師を招聘し、10カ所の中医薬文化宣伝教育基地を設立し、中医養成ツアーガイドライン(ポイント)を確立し、10カ所の国家級中医重点専科を設置する。また100人の省級以上の著名中医を招聘し、100か所の著名中医薬専門家診療室を設立し、100カ所の国医館を建設し、100カ所の中医優勢病を治療する。最初に招聘する著名な中医専門家である石学敏、張学文、尚徳俊、李済仁の4氏が青島市に来て、国医大師診療室を設立し、46人の著名な中医薬専門家を招いて中医薬専門家診療室を設立する。(文・隋峻)

 

人民中国インターネット版 2016年12月29日

 
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