中国人民政治協商会議第12期第5回会議開幕 兪正声政協主席が活動報告

 中国人民政治協商会議第12期全国委員会第5回会議が3日午後、北京で開幕しました。委員総数2205人のうち2134人が会場に到着、会議は関連規則に定める人数を以って開始されました。

 全体会議では、まず今会議の議事日程を審査、採択しました。それに続き、兪正声政協主席が常務委員会活動報告を行いました。

 兪正声政協主席は7つの面から政治協商会議のこれまで一年の活動を振り返った上で、「2017年は第13次五か年計画の実施における重要な一年であり、サプライサイド構造改革の推進を深化する一年であり、中国共産党の第19回全国代表大会の開催される年でもある。人民政治協商会議は、団結と民主という二大原則の下、政治協商、民主監督、政治参加などの職能を尽くし、中国特色のある社会主義の堅持と発展を共通の思想や政治的基軸の強化の主軸に据え、第13次五か年計画を巡る政策提言を活動の基本線とし、思想面での指導、実行力の集結、政治議題の討論と提言、大局に奉仕する等の活動を全うし、安定し、尚且つ健全な経済の発展と、社会の調和と安定を促し、中国共産党第19回全国大会の開催を優秀な成績表を手に迎えたい」と強調しました。

 このほか、馬培華政協副主席はこの1年の委員たちによる政策提言の実行状況を報告しました。それによりますと、第12期第4回会議以降、政治協商委員、政協傘下の関連機関と各専門委員会は、第13次五か年計画をめぐる堅実な調査研究の下に、総計5769件の提案を提出、監査の結果、そのうちの4279件が立案され、2017年2月20日現在、そのうちの99.84%に対し、すでに処理と回答がなされているということです。(Yan、む)

 

中国国際放送局日本語部より

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