習近平主席:中国が開放の大門を閉じることはない

3月5日、習近平国家主席は第12期全国人民代表大会第5回会議(略称:全人代)の上海代表団の審議に参加し、「中国の開放の大門は閉まることはなく、全方位的な対外開放政策を堅持する」「大胆に試み、大胆に突き進み、自主的に改革する」「改革の全面深化と開放拡大の試行地区としての役割を一層示し、中国の全方位的な対外開放という明確な態度を明らかにしていく」と強調した。習主席の重要講話は国内外メディアの注目を引き起こし、代表、委員らの熱烈な反応を生み出した。

全人代常務委員会委員、全人代法律委員会委員の郎勝氏:改革開放の深化は習近平総書記の一貫した思想であり、中国が世界に向けた開放的態度は変わっていない。上海、浙江はこの面で勇敢に最前線に立っており、今後も良い模範となっていくだろう。

全国政協委員、中国社会科学院学部委員の張薀嶺氏:世界第2の経済体として、われわれはなぜ対外開放を堅持しなければならないのだろうか? 第一に、われわれは資源統合を行って、その他の外部資源と結び付け、共に開放、協力、発展の新たな経済の枠組みを打ち立てなければならないのである。例えば、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」「自由貿易区」はいずれも具体的な措置である。第二に、中国の発展はすでに中国自身だけの問題ではなく、世界の発展の問題になっており、われわれはリードする役割を果たし、世界経済の基礎を安定させ、けん引しなければならないのだ。

 

(『人民画報』より)

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