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サンパウロ13号線に装備される「青島製」都市軌道車両 |
ブラジル現地時間の9月1日、中車青島四方機関車車両株式有限公司とブラジル・サンパウロ都市間鉄道会社がサンパウロで、サンパウロ13号線に使う8列車、64両の都市軌道車両納入契約に署名した。これは中国企業がサンパウロで初めて勝ち取った都市軌道車両契約だ。
現在建設中のサンパウロ13号線は、全長12.2キロで、サンパウロ市中心部とグアルーリョス国際空港を連接しており、ブラジルと南米を結ぶ最初の空港線だ。サンパウロ都市間鉄道会社はこの路線を走行する運営車両を調達するために、2016年、世界的に入札を募集し、中車青島四方が国際入札に勝った。
契約によると、中車青島四方が提供するのは8列車、64両の都市軌道車両の広軌列車(レール幅1600ミリ)で、編成形式は動力車4両、付随車4両、最高営業時速90キロ。列車は中国で成熟したA型地下鉄技術プラットフォームに基づいて設計され、ブラジル技術標準体系、現地文化と融合させる。同時に、将来的に、脱線検査装置、ウオーターミスト消火器、地上‐列車3 G/4 G情報トランスミッションなど先進的な安全保障、情報処理技術を採用する。計画では、この車両は2019年から納入を開始する。(文・林剛)
人民中国インターネット版 2017年9月20日
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