第18回党大会以来の経済建設の輝かしい成果

 

経済の安定の中での好転、構造調整の最適化、国民生活の改善……第18回党大会以来、世界経済の深い調整が進み、国内経済の発展が新常態(ニューノーマル)に入る中、中国は安定を維持しながら前進する政策基調を堅持し、経済発展を新常態へと導き、供給側構造改革を推し進め、経済・社会発展は輝かしい成果を挙げた。新華社が伝えた。

■経済が安定の中で好転

最新統計によると、9月期の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は52.4%で、2012年5月以来最高に達した。製造業は拡大をいくらか加速した。

これは中国経済の安定の中の好転を示す最新の証左だ。第18回党大会以来、新発展理念に導かれ、中国の経済・社会発展は新たな出発点に立ち、新たな飛躍を遂げ続けてきた。

過去5年間、中国経済は中高速成長を維持した。国家統計局の統計では、2013~16年に中国のGDPは年平均7.2%成長し、同期の世界の2.5%、途上国エコノミーの4%を上回った。

過去5年間、中国の雇用と物価は安定を維持した。統計によると、2013~16年、都市部の新規雇用は4年続けて1300万人以上を維持し、31の大都市の調査失業率は5%前後でほぼ安定した。また、物価上昇は穏やかで、消費者物価は年平均2%上昇した。

過去5年間、中国は国際的影響力を著しく高めた。2016年に中国のGDPは世界全体の15%前後を占め、2012年を3ポイント上回り、世界2位の座を安定させた。2013~16年、世界経済成長に対する中国の寄与率は30%以上に達した。

「第18回党大会開催以降の5年間、世界と国の状況の深い変化を前に、わが国は新発展理念を堅固に樹立、貫徹し、経済発展の新常態に適応し、これを把握し、先導し、開拓・革新し、錬磨・前進した。わが国の経済・社会発展は新たな輝かしい成果を挙げ、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的完成の最終局面において新たな、重大な勝利を奪取した」と、国家統計局の邢志宏報道官は述べた。

■民生の持続的改善

民生改善は経済発展の出発点であり到着点だ。過去5年間、中国は民生優先を堅持し、国民の獲得感の向上に力を入れた。

過去5年間、住民所得は増え続けた。国家統計局の統計では、2016年の全国の住民1人当たり可処分所得は2万3821元で、2012年と比べて7311元増加し、年平均実質7.4%増加した。

過去5年間、ターゲットをしぼった貧困支援は目覚ましい成果を挙げた。1人年2300元の農村貧困基準に従うと、2016年の農村貧困層は4335万人で、2012年と比べ5564万人減った。同時に、貧困地区農民の収入の伸びは全国水準を上回った。

過去5年間、社会保障のカバー範囲は拡大し続け、都市・農村部住民をカバーする社会保障システムがほぼ整った。都市・農村部住民の基本医療保険制度の統合に具体的進展があり、基本医療保険の全カバーを実現した。過去5年間、住民の教育程度は高まり続け、「健康中国」の建設は加速し、公共衛生サービス施設は大幅に増加した。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2017年10月13日

 

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