成都とポーランドが文化クリエィティブ産業協力を強化

  成都市人民政府と中国・ポーランド経済文化交流基金会は共同で「成都-ポーランド文化クリエィティブ専門ビジネスマッチング会」を9月21日にワルシャワのワジェンキ公園で挙行し、双方は文化クリエィティブ産業分野における協力での深い交流と宣伝を強化した。

成都市党委員会の範鋭平書記はゲストに成都の近年における各分野の発展状況を紹介した。さらに彼は、「近年成都はまさにマンガ・アニメ・ゲーム、音楽・映画・テレビ、出版・メディア、文化観光などの産業の発展に尽力し、世界文化名都市、世界観光都市の建設を急いでいる。同じようにポーランドではここ数年、文化クリエィティブ産業が迅速に発展し、ゲーム、音楽、視覚芸術などの産業が日増しにポーランドの新たな文化的象徴となっている」と語った。

文化と観光の融合という新たなモデルを模索し、共に世界的観光地をつくり上げ、文化クリエィティブ製品の大開発を手をとりあって進め、共に国際的影響力をもつ文化クリエィティブ製品ブランドを創造し、手をとりあって文化普及メディアを設立して、共に両国の人文交流を常に深化させてゆくなど、双方は多くの分野で広範な協力の余地があると彼は考えている。

ポーランドのウッチ県のヴィトルト・ステピンスキ知事は、ウッチ県の歴史、工業、文化、映画などの発展状況を紹介した。彼は「ウッチと成都は密接な協力交流を保ち、ポーランドは成都において総領事館を設立し、ウッチ県の県都ウッチ市と成都は国際友好都市となっている。ウッチと成都が文化、学術、人文交流、さらには経済貿易などの方面で協力を続け、双方の発展を促進してゆくことを望んでいる」と語った。

ビジネスマッチング会において、成都放送テレビ局とポーランド国家テレビ局は「蓉欧(成都・ヨーロッパ)快速鉄道ドキュメンタリー作品撮影協力の枠組み協議」に署名し、成都放送テレビ局とポーランドショパン文化基金会は「公演と交流の協力覚書」に署名した。

成都とポーランドの文化クリエィティブ分野の6社の代表的企業がそれぞれの文化・芸術・映画・クリエィティブデザイン、ゲーム産業などの発展状況を紹介した。中国とポーランドの40社余りの文化関連機関と企業が現場商談会を行った。

 

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