第22回世界観光機関の大会が成都で開催

 

9月13日、国連世界観光機関の第22回全体大会が成都で開催され、大会には100余カ国から1000余名の国外ゲストが参加し、国連世界観光機関史上最多人数が参加す大会となった。

フォーチュン世界フォーラム、世界華商大会、G20財務大臣・中央銀行総裁会議に続いて、成都でまたこのようなハイレベルの会議が開催された。国連世界観光機関のタレブ・リファィ事務総長にとって「成都は中国で最も情熱的な都市の一つで、ここの人民や街角、ひいてはご馳走に至るまで、すべて活力と魅力に満ちている」。

経済のグローバル化発展の新趨勢により、成都は今まさにより開放的な姿で世界に向かっている。成都は広い市場を背後に持ち、西部の3億5000万人に影響を与え、国際(地域)フライト102本が開通しており、間もなく中国内地で三番目の2つの国際空港を持つ都市となる。現在、成都の外国領事機関は16機関に達し、国際友好都市は34都市、世界の228カ国・地域と経済貿易関係を結び、300社近い世界トップ500企業を誘致している。 

昨年6月、国内の8都市とヨーロッパを結ぶ列車が同時に発車し、成都を始発とする「中欧班列(中国-ヨーロッパ定期貨物列車)」である蓉欧(成都・ヨーロッパ)快速鉄道が真っ先に終着駅に到着し、世界に「成都の速度」を見せつけた。蓉欧快速鉄道は現在、国内で運行率が最も安定し、運行速度が最速で、運送コストが最も格安な中国とヨーロッパとを結ぶ貨物列車であり、今までに1000本以上の列車が運行している。これは国境にも海にも面していない都市の開放構造を徹底的に変化させ、成都もこれにより内陸都市から中国の西や南に向って開かれた最前線の都市となった。今年9月19日、「中欧班列・蓉欧快速鉄道 成都-チェコプラハ直通列車協力意向書」がプラハで署名され、蓉欧快速鉄道は「一帯一路」国際物流大通路の開放協力分野をさらに一歩拡大し、中国の対外経済貿易協力に便利で敏捷で効率的な新通路を敷くこととなった。

人民中国インターネット版