イノベーションや起業を奨励し、世界的競争力を示す

 

成都は2015年から毎年一回、成都グローバル創新(イノベーション)・創業(起業)交易会を開催しており、世界の投資家や企業家たちの交流の舞台をつくり上げている。2016年第二回グローバル創新・創業交易会に参加した取引プロジェクトは3000を超え、取引総額は185億1000万元に達した。

イノベーションや創業を推進するため、成都は無料の事務所、特許取得資金援助などの一連の優遇政策を発表している。これらの優遇政策はイノベーションや創業する企業に多くの利益をもたらすもので、成都の本土企業である極米科技はまさにその一つである。極米科技は3年もしないうちに国内の小型ホームシアタープロジェクター市場の半分以上を獲得し、出荷量は韓国の電子大手LGエレクトロニクスのそれを超えている。

「成都のハイテク区は多くのモバイルインターネット企業のためにグローバル発展戦略を制定しました」と成都ハイテク区発展計画局の熊平副局長は語り、今後、極米科技のように世界にリンクすることに成功した「起業の手本」がますます多くなってゆくだろう。

 

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