「人力車夫」奮闘の20年
ここには年中人力三輪車をこいで、縦横に交差する胡同の中を行ったり来たりしている一群の人たちがいる。彼らこそ、什刹海エリアで「胡同めぐりの人力車夫」と呼ばれる人々だ。
11平方メートルに暮らす幸せな一家
毎日午後4時過ぎ、南鑼鼓巷を行き交う人の流れの中に、一人の父親の姿がある。電動バイクに乗ってそれほど遠くない学校まで息子を迎えに行き、にぎやかな市街にある静かな住宅に帰ってくる…
 
路地裏の日本式洋食店
「私たちは価値観が似ており、ぜいたくなものを追求せず、お金を多くかせぎたいとも思いません。ただ多くの人と美食を分かち合いたいのです」
CBDで自らのセンスを売る
「大学生の頃から、ファッション雑誌の編集部でアルバイトをするほどファッションが好きでした。私はチャンスの多い中国で、日本のいいブランドを広めたいと考えたのです」
 
街の区画に残る歴史
――胡同に住むフリーライター・多田麻美さんに聞く
「しょっちゅうどこかへ出かけているので、胡同に帰ってくるとほっとします。都として数百年の歴史を持つ都市ですし、いろいろな想像をかきたてるものがあります。並木道が多く、胡同の中は緑がとても豊かです」
首都で地方都市交流を進める
――日本自治体国際化協会・寺崎秀俊所長に聞く
「地方政府同士は長年の交流の歴史を持っており、国と国の関係が難しい時こそ、地方政府同士が仲良くして、交流のチャンネルをつないでいくことが重要です。地方同士は仲良くすればするほど利益が生まれます」
 
 
私の胡同歩き
胡同の朝は早い。老舎の故居がある豊富胡同の入り口では、屋台のシャオビン売りがゴマやネギ入りのシャオビンを売っていた。通勤の人たちが、自転車を止め二つ三つと買っていく…
 
課外活動の場となる小学校
ここで行われる授業はビーズや布の小物づくり、版画、中国画、陶芸、園芸、舞踊、機械・電気入門、飛行機模型づくりなど、書物中心の詰め込み教育では学ぶことができないものばかりだ。
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