『中国新聞週刊』 アウトドアブーム

2022-08-30 12:07:22

 

今年上半期、新型コロナウイルス感染症の流行によって、人々は外出の機会が減少したが、そのようになればなるほど、家から出て、大自然の中に身を置きたいと思うようになった。 

サイクリング、登山、ハイキング、キャンプ……従来のアウトドア活動が都市周辺の山野で盛んに行われ、参加者も愛好家グループから一般市民へと広がりつつある。また、フリスビー、フラッグフットボール、パドルボードなどの新しいアウトドアスポーツが若者の間で急速に人気を集めている。アウトドアの盛り上がりは、関連産業の生産と販売を後押しする。キャンプ業界を例に挙げると、今年のメーデー期間中、若者がライフスタイルを発信するアプリ「小紅書」ではキャンプに関する検索数が前年同期比746%増加し、EC大手「京東(JD.com)」におけるテントとマットの売り上げは同229%増となり、キャンプ場の市場規模は2014年の77億1000万元から昨年の299億元まで増加した。各地の政府もキャンプ業界のより良い発展のために、指導を積極的に検討したり、公共キャンプ場を開設したりしている。感染症対策期間中に始まったアウトドアブームは、今後も大きく成長していくだろう。 

 

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