『良渚文明叢書』 

2019-10-14 16:58:37

朱雪菲 陳明輝 他 著

 

アゼルバイジャンの首都バクーで今年76日に開かれた国連教育科学文化機関(ユネスコ)第43回世界遺産委員会会議で、良渚古城遺跡の世界遺産リスト登録が承認された。5300年前に長江下流域で起こった良渚文化は、現在確認できる中国で最も古い文化で、中華民族5000年の文明史の最も確実な証拠だ。同シリーズは11冊からなり、近年の良渚古城遺跡の考古学的発見と研究を巡り、さまざまなテーマから良渚文化の重要な部分を系統立てて紹介している。具体的には、良渚古城遺跡の概況や同文化の考古学調査の歴史、良渚時期の自然環境と動物・植物の情報、良渚文化で階級が最も高い墓である反山王陵、良渚文化の玉器、同文化と中国および海外の他の古代文化の比較などである。

(浙江大学出版社 20197月 668元)

 
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