『武漢支援日記』

2021-03-03 10:41:17

 

査瓊芳 著 宋春暁

同書は第一線に立つ医師の視点から、67篇の日記を通じて、上海の武漢支援医療チーム第1陣のメンバーが新型コロナウイルスと68日間闘った経験を記録したものだ。医療従事者と一般の人々が危機的状況に直面した際に示した自己犠牲の精神や、善良で勇敢な態度がリアルに描き出されている。編集は上海交通大学医学院附属仁済病院が担当。著者は上海の武漢支援医療チーム第1陣のメンバーだった、同病院呼吸科の査瓊芳医師だ。日々の奮闘や苦労、仲間との励まし合いを、遠く離れた上海の家族や同僚への通信としてつづったインターネット日記は、中国の新型コロナとの闘いの「ロードマップ」を描き出し、迅速にウイルスを抑制した秘策をまとめている。

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