『善作善成:中国網絡扶貧紀事』

2021-03-23 16:26:27

 

王保平 邵素宏 編著

通信インフラの整備による貧困救済が情報化時代の中国の貧困対策の中で注目点の一つとなっている。都市部と農村部の間の情報格差を小さくし、農村部の通信インフラの飛躍的な向上を実現するために、中国政府は2015年から電気通信ユニバーサル・サービスの実施を推進し始めた。現在、都市部と農村部の通信インフラはほぼ同じ水準に達している。この実現は中国のような広い国土面積と複雑な地形、膨大な人口を有している発展途上国では、決して容易なことではない。同書は通信インフラの整備による貧困救済の成果を記録し、電気通信ユニバーサル・サービスプロジェクトの推進過程を振り返り、難関に挑む建設者たちの奮闘精神を示し、このような貧困救済における革新的な措置を紹介している。(人民郵電出版社 2020年10月 69元) 

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