『私は故宮の「門番」』

2022-08-30 12:06:07


故宮博物院には無数の貴重な歴史文化遺産があり、したがって、これらの文化遺産資源をどうやって「生かす」かは、同院が考え、研究し、実践しなければならない重要な課題になった。2012年、著者は同院の第6代院長に就任した。それからの7年間、故宮の公開面積は12年の50%以下から、18年の80%に拡大した。17年、故宮公式サイトはアクセス数が8億9100万回に達し、186万点以上ある収蔵品の情報が全て掲載された。同年、ノベルティグッズの売上高は15億元に達し、さまざまなグッズの発売やイベントの開催が若者の間で人気となった。同書は著者が7年間にわたり、故宮文化が人々の生活の中にどのように入り込んでいったかを記録したものだ。 

 

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