天野喜孝氏の中国巡回展が11月3日、北京の築中美術館で幕を開けた。これは天野喜孝氏が中国で開く初の個展で、「幻想」と「交織」の二つをテーマとし、それぞれ期間を分けて展示する。
第1弾の「幻想」をテーマとする展示会は3部から構成され、天野氏の200点以上の作品を展示する。第1部はゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズのキャラクター設定画や『1001 Nights』をテーマとした作品。第2部は天野氏が初期の頃に手掛けた表紙やイラストなど。第3部は映像作品で、その中の『やさいのようせい N.Y. SALAD』は中国初公開だ。
第2弾の「交織」は12月15日から開催する予定で、天野氏も初日に出席する。第2弾では2000年以降、同氏がポップアートや絵画の新材料の分野で模索してきた試みを展示し、そのほとんどの作品がこれまで未公開のものだ。
日時:「幻想」 開催中~12月14日
「交織」12月15日~2019年2月1日
土日曜10:00〜18:00 火曜~金曜11:00~21:00(月曜休館)
場所:築中美術館(北京市海淀区四季青巨山路燕西台北楼)
料金:120元