庚子の年

2020-06-09 14:15:27

 

 2020年は旧暦の庚子の年で、俗に「ネズミ年」という。ネズミは十二支の1番目で、賢く機敏、強い生命力の象徴とされてきた。中国郵政は15日、21セットの特殊切手『庚子の年』を発売した。デザインはそれぞれ「子鼠開天(ネズミが天地を開く)」と「鼠兆豊年(ネズミは豊年の兆し)」となっている。

 「子鼠開天」は1匹のかわいらしいネズミが空に向かって高く跳び上がり、天を仰ぐ様子を描いている。このデザインは中国の民間伝説「鼠咬天開」から生まれたものだ。昔々、宇宙は混沌たる状態にあったが、1匹のネズミが混沌を噛み切って天地を切り開き、今の世界になったという。また、高くジャンプするネズミも今年の生活がより良いものになるようにという願いが込められている。「鼠兆豊年」はネズミの夫婦とかわいい子ネズミが共に遠くを眺める姿が描かれている。ネズミの周りに落ちているのは、豊作を表す落花生だ。この絵柄には、今年も五穀豊穣で、人々も皆幸せで満ち足りた生活を送れるようにという願いが込められていると同時に、ネズミが福をもたらすという意味も含んでいる。

 中国は1980年から干支切手シリーズを発売し始め、今回が4巡目に当たる。同シリーズの切手は全て「一家だんらん」をコンセプトにデザインされている。中国郵政 2020年1月5日発売

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