在中国日本大使館2019年度官邸春季交流会が北京で開催

2019-05-17 12:34:37

 

 

在中国日本大使館は516日、「大使官邸春季交流会」を開催し、日中間の交流とビジネス活動に従事する各界関係者を活動に招いた。

日本の横井裕在中国大使は官邸春季交流会で、「日中関係は、在席の皆様を始めとする日中両国その他の全ての関係者の努力により、今や完全に正常な軌道に戻った。昨年の首脳相互訪問を経て、日中関係は両国各界の努力と固い信念により、着実に新たな発展を遂げたと実感している」と話した。

横井氏は在中国大使に就任して3年目になる。横井氏は、この3年間、日中関係が厳しい局面の中にあっても、関係の改善と発展を願い歯を食いしばってきた皆様の尽力により、「改善の坂」を駆け上がることができたと感謝の言葉を述べた。

また、横井氏は以下のように話した。多くの日本人が親しむ三国志に由来する言葉に、「全ての準備は整った、残るは東南の風のみ」という一節がある。準備万端に整ったあとは、それを成功に導く「追い風」を待つのみということを意味する。今まさに、日中関係に「追い風」が吹き始め、ついに、あらゆる分野とレベルにおいて具体的な協力と交流を進める時が到来した。

横井氏によると、近年、両国間の人的往来は空前の勢いで盛んになっている。2018年の中国からの訪日旅行客は過去最高の838万人となり、ここ数年、毎年100万人単位で増加している。

最後に、大使は日中関係のさらなる発展を願い、出席者とともに祝杯を挙げた。

今回の交流会ではより多くの人に和食、観光、地方交流、オリンピックパラリンピックなどの日本の多方面の魅力を伝えるため、日本の企業、機関、地方代表などが76のブースを設置し、出席した中日両国の各界関係者と交流を行った。そのほか、マグロ解体ショーや「裏千家」茶道実演などの体験活動も行われ、来賓は日本文化を体験した。

 

「裏千家」茶道実演

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019517

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