賈秋雅=文 郭莎莎=写真
緊張感みなぎる決勝のようす
11月17日午前、南京大学と日本科学協会が共同で主催する2019年笹川杯全国大学日本知識大会が南京大学で幕を下ろした。今大会には114大学から400余名の学生が試合に参加した。南京大学の鄒亜軍副学長、日本科学協会の大島美恵子会長、日本財団の吉倉和宏常務理事らがイベントに参加した。
鄒亜軍副学長
鄒亜軍副学長はあいさつの中で、「十数年の発展を経て、この大会はすでに中国の日本語界最大の日本語競技大会の一つとなっており、全国の大学で学ぶ日本語の教師・学生の相互学習の場、学習成果を競う舞台、中日青年の相互信頼増進と友好交流の重要な舞台となっている」と述べた。
大島美恵子会長
大島美恵子会長にとって、大会自体が中日民間友好の象徴だ。彼女は中国の若者たちがこの大会に参加することで、日本への興味を深め、日本に対する思考をかき立ててくれることを願っている。
吉倉和宏常務理事
吉倉和宏常務理事は、中国の学生の試合における成績に称賛の言葉を惜しまない。彼は中国の若者が日本に対する興味と注目を持ち続け、日本人とたくさん交流し、学生たちの訪日旅行がより豊かな収穫があることを願っている。
団体戦特等賞を受賞した高潤さん(中央)と彼のチームメイト
団体戦特等賞を受賞した電子科技大学(四川・成都)日本語研究コース二年生の高潤さんは、日ごろからチームワークを鍛えていたことが勝利のカギとなったと語る。彼は日本の歴史・文化にとても興味があり、続けて日本近代史を学んで博士号をとりたいと考えている。
訪日のチャンスを得た3チームのメンバー
団体戦特等賞と一等賞を獲得した3つのチームと、個人戦特等賞・一等賞・二等賞を獲得した6人の選手は、日本科学協会の招待により、日本で行われる8日間の交流活動に招待される。
訪日のチャンスを得た6人の選手
2020年の笹川杯全国大学日本知識大会は、中国人民大学が開催する予定。
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