特集2 今年の「両会」から見る中国の「変化」と「不変」

2020-06-29 15:10:12

  

感染症対策という背景の下、今年5月に開催された全国「両会」(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)は、会期が例年より短縮されたが、会議が下した決定、策定した計画、行った配置は、現在ひいては未来の中国の発展の方向にとって深い意義がある。中でも、人民は国家の発展においてどのような地位にあるのか、貧困脱却の難関攻略は今年全面的な勝利を収められるのか、中国の新インフラ整備はどのように発展すべきなのか、「民法典」の誕生は中国社会にとって何を意味するのか、「一国二制度」はどのように香港で貫かれていくのか、複雑な国際環境において中国は他の国々とどのように付き合っていくべきなのか……これら重大な問題は全て「両会」で答えを得ることができる。

今年の「両会」が発した重要なサインについて、会議に参加した全国人民代表大会(全人代)代表と中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)委員が次々と異なる角度から解説を行い、日本の専門家や学者も自身の見解を発表した。彼らの観点から、私たちは中国が堅持する立場と新たな姿をはっきりと見ることができるだろう。

 

人民中国インターネット版 2020年6月29日

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