太極拳、二胡、中国画といった多くの伝統的な中国文化は、すでに日本人の心に深く根付いており、「中国」の代名詞として語られることも少なくないが、数十年にわたって日本で語られてきた「中国の魅力」の顔ぶれにはほとんど変化がなく、ファンの高齢化も進んでいるようだ。しかし、￥経済の多元的発展や科学技術が日進月歩する中国では、毎日のように新しいものが無数に現れ、中国文化も時代のスピードに乗り、新たな魅力を立て続けに創出している。かつて鑑真和上が遣唐使と共に荒波を渡り中国文化を日本に伝えたように、今はインターネットやＳＮＳが日本の人々に新しい中国を次々と伝える。モノが人を集わせ、インターネットが人をつなげることで、中日交流はＳＮＳを通じて無限の広がりを見せている。今月号の特集では、ＳＮＳの世界に続々と出現する中国の新しい魅力について探ってみた。

人民中国インターネット版　2021年2月