国内外のシンクタンクが中国共産党第十九回全国代表会議の世界的意義に注目

2020-02-21 12:26:11

「中国共産党第十九回全国代表会議:中国の発展と世界的意義」-国際シンクタンクシンポジウムが北京で開催

文、写真=王朝陽

                   

  1116日、「中国共産党第十九回全国代表会議(以下第十九回党大会と略称):中国の発展と世界的意義」国際シンクタンクシンポジウムが北京で開催された。当シンポジウムは全体会議と平行会議の二つの部分に分かれた。中国政府関係部門の責任者、専門家、学者並びに31カ国・地域のシンクタンク代表、元首脳らが「第十九回党大会の主要成果と世界的意義」「中国の発展・開放とグローバル経済の新たなチャンス」「中国の対外政策と世界の平和発展」など世界が関心を寄せる話題をめぐって、第十九回党大会の精神のもとに進められている中国の特色ある社会主義建設がグローバル経済の発展と世界平和の維持にどのようなチャンスをもたらすのか、どのように貢献するのかについて積極的に議論した。

シンポジウムの冒頭、中央宣伝部の黄坤明部長は「新たな時代における中国の模索は、現代化を目指す発展途上国により多くの経験とヒントを提供でき、発展を速めると同時に自身の独立を守りたい国と民族に手本とアイデアを提供できる。世界各国と交流を強め、共により質が高く、より効率的、公平な、持続可能な発展秩序を議論したい」と述べた。

国家発展改革委員会の寧吉喆副主任は第十九回党大会の報告に提起された経済発展と対外開放の戦略・布石が世界にもたらすチャンスをめぐって、外交部(外務省)の鄭沢光副部長は新しい時代の中国の特色ある外交をめぐって、第十九回党大会の世界的意義を詳しく分析した。

日本の福田康夫元首相は、「第十九回党大会における習近平総書記の報告は画期的な意義を有する。現在、経済や技術など多くの分野において、中国の発展は既に世界の先端レベルに達しており、中国の発展がアジアの国々の発展に多大な貢献ができると信じる」と述べた。また、第十九回党大会の報告に提起された中国が永遠に覇を唱えず、人類運命共同体の構築に尽力するという内容に敬意を表した。

「第十九回党大会は中国にとって新たな時代を迎えたのみならず、世界の新たな時代も開いた」とフランスのドミニク・ド・ビルパン元首相はあいさつの中で、国際社会で中国が今後果たす役割に高い期待を示した。「第十九回党大会は今後30年の青写真を描いた。中国の抱負は国際社会にとっても新たな一歩である。グローバル化が十字路に立っている今、中国が打ち出した『一帯一路』イニシアチブのような新型協力モデルは世界の発展と安定にチャンスをもたらしている」と述べた。

パキスタンのショーカット・アジズ元首相もあいさつの中で、「パキスタンが『一帯一路』イニシアチブから恩恵を受けている国の一つだ。このイニシアチブは真に発展の潜在力を解き放ち、真に人々の生活を改善している。インフラの改善に止まらず、発展途上国が自分で発展の潜在力を掘り起こせるようになっている」と高く評価した。

 

 「第十九回党大会:中国の発展と世界意義」国際シンクタンクシンポジウムは国務院新聞弁公室の指導の下、中国社会科学院と中国国際経済交流センターによって共同主催された。中央宣伝部の黄坤明部長、中央文献研究室の冷溶主任、外交部の鄭沢光副部長、国家発展改革委員会の寧吉喆副主任、日本の福田康夫元首相、パキスタンのショーカット・アジズ元首相、フランスのドミニク・ド・ビルパン元首相は当シンポジウムの開幕式に出席しあいさつした。中国社会科学院の王偉光院長は開幕式を主宰した。

人民中国インターネット版2017年11月17日

 

 

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