金磚匯通をはじめとする財政経済機関が主催する第4回中国金融分析大会が、このほど北京で開催された。国内外の専門家100人あまりが参加し、金融政策や通貨政策を主軸に据えながら、需給のリスク回避、地縁政治の状況、資金の流動などの状況にも目を配り、人民元レート、貴金属をめぐる情勢など注目を集める議題について分析を加え、予測を打ち出した。
対外経済貿易大学の丁志傑副学長は、「2018年の人民元レートは引き続き上昇する可能性があり、有効レートは安定している」と述べた。大会組織委員会の責任者・趙相賓氏は貴金属について、「2018年に利益を上げる商品のうち、金は1オンスあたり1380〜1400ドル(1ドルは約108.7円)近くに達する可能性がある。外国為替市場の中では英ポンドが比較的好調とみられる」と予測した。
「人民網日本語版」2018年2月13日
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