第1回中国・アフリカ和平安全フォーラム開幕=北京

2020-02-21 12:21:49

 

 

国防部主催による第1回中国アフリカ平和安全保障フォーラムが15日、北京で開幕しました。国防長官や、軍の総参謀長15人を含む50のアフリカの国並びにアフリカ連合(AU)の上級代表、中国の軍隊代表100人近くが出席しました。

本フォーラムは、「手を携えて協力し、共に安全を築き上げよう」をテーマにしています。各代表は、習近平国家主席が昨年、中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットで提起した「安全保障の共同構築を旨とする中国アフリカの運命共同体の構築」の構想をめぐり、「新時代の中国アフリカ関係、中国アフリカの平和安全保障協力」、「地域の海上安全情勢と軍隊の平和安全保障分野における役割」などの議題について討議を行うことが予定されています。

中国側の代表である中央軍事委員会国際軍事協力弁公室の代表者が挨拶に立ち、「本フォーラムでは、習主席とアフリカ諸国の首脳によるコンセンサスの実施を徹底し、双方の平和安全保障分野における協力を強化するために力を合わせ、新時代の協力体制をより高いレベルへと進めることを目指していきたい」と述べました。

コートジボワールのハメッドバカヨコ内相もまた、アフリカ諸国を代表して挨拶に立ち、「双方の平和安全保障協力はその歴史が長く、活力に満ちたものだ。今回のフォーラムを通じて、中国の軍隊との協力を強化し、アフリカと世界の平和を共に維持していきたい」と期待を示しました。

このフォーラムは20日に閉幕することが予定されています。会期中、アフリカ側の代表らは中国の陸軍、海軍、空軍の部隊を訪問するほか、上海訪問を予定しています。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2019715

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