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戦国時代に突入した自動車産業

 

 中国の大都市では、世界のあらゆる自動車を見ることができると言っても過言ではない。中国が自主開発した国産車だけでなく、米国車、ドイツ車、日本車、韓国車、イタリア車、ロシア車、スウェーデン車……。大小の乗用車もあれば、バンやスポーツカー、ジープもある。さながら車のオリンピックだ。

 昨年、中国は、ドイツや日本を追い越して、米国に次ぐ世界第2の自動車市場になった。世界の有力自動車メーカーがこぞって中国市場に参入し、国有のメーカーも健闘している。まさに群雄が割拠する戦国時代に突入した感がある。
 
 世界貿易機関(WTO)に加盟したことによって中国の自動車産業は、今後、どのように発展してゆくのか。大気汚染をどう防ぎ、省エネをどう進めるのか。中国の自動車産業の現状と、その将来をレポートする。
 

 その1 こんな車が中国では売れる

 その2 群雄が鹿を逐う自動車市場

 その3 WTO加盟で何が変わったか 

 

人民中国インターネット版

 

 

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