現在位置: Home>特集一覧>文化
失われたものと生まれたものと 新しい三峡を点描する

 

 完成すれば、堰堤の高さ185メートル、世界一の発電量となる三峡ダム。昨年1027日、貯水の水位が156メートルに達した。これは、三峡ダムが洪水防止と発電、航運の機能を本格的に発揮し始めたことを意味している。

 

 三峡ダム建設のプロジェクトは、長江の中、下流域の住民の生活に大きな変化をもたらすばかりではない。危険な早瀬は峡谷の中の静かな湖に変わり、水路が開通して、神農架はもはや秘境ではなくなった。

 

 蜀に通じた古の桟道や多くの貴重な石刻が水底に沈んだ。水没地帯の住民は、街ぐるみで山の上に引っ越したり、三峡の思い出を胸に異郷へ移住したりした。

 

 変化しつつある三峡は、喜びと悲しみが交錯している。何かが失われ、そして何かが生まれ、三峡は変貌した。(于明新 劉世昭 高原 張雪

 

 その1   新たに生まれた観光スポット

 

 その2 丸ごと移転した古い鎮

 

 その3 水の中に沈んだ風景

 

人民中国インターネット版

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850