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日照市について

 

 
 
 日の出がまず照らす場所という意味を持つ日照は、山東省東南部にあって、北は青島、南は江蘇省の連雲港に隣接する、黄海に面した港湾都市だ。青島からは世界最長の海上橋――青島海湾大橋を利用すれば、車で1時間半の距離だ。中国でも南北の気候の境目にあり、厳冬も酷暑もなく、やわらかな黄金の砂浜が続く海辺は、絶好のレジャー、リゾート地だ。その海はマリンスポーツに適しており、中国で唯一あらゆるマリンスポーツの大会を開催できる拠点として、全国から選手が訪れる基地となっている。

日照は新ユーラシア・ランドブリッジの東の入口にあたり、中国が掲げる「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」戦略でも、新ユーラシア・ランドブリッジ経済回廊の重要な都市と位置づけられている。1980年代、日本のODA(政府開発援助)を活用して建設された日照港は、現在では中国沿海部の重要港湾の一つになっている。また、ここは若々しさと歴史を併せ持つ都市でもある。この地は内容が深く豊かな莒(きょ)地歴史文化を有し、域内からは4000年余り以前の中国先史文化――龍山文化遺跡が多数発見されている。さらには、西には沂蒙山があり、東は海に面しているという地理的条件から、日照は山海の珍味が集まる美食の地でもある。

 

 

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