中国の最後の“射撃手”の村──岜沙
 ミャオ語で「岜沙」とは、「草木の茂る場所」という意味だ。岜沙村は、貴州省東南部のミャオ族トン族自治州の从江県に位置し、自然に形成されたミャオ族の5村を含み、約470戸の樹木を神として崇める原始的なミャオ族が暮している。
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トン族の歌垣の村──小黄村
 从江県の美しいトン族の村、小黄村は、トン族の居住区では有名な「歌の故郷」で、「トン族の歌垣の郷」とも称えられる。全村では、30もの歌垣チームがある。トン族の歌垣は、無伴奏で指揮もなく、多重の合唱をおこない、高中低音が一体となり、優雅で柔らかく、「自然の音」と称えられ、2009年には、「人類の無形文化遺産リスト」に登録されている。
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西江千戸ミャオ寨
 世界で唯一の千戸ミャオ寨(村)、西江は、雷山県の東北部に位置し、現在1250戸、5600人が暮し、“ミャオ族の本拠地”といわれている。吊脚木楼と呼ばれるトン族の独特の建築のなかでは、青年男女の歌声の悠々とした曲調がいつも聞こえ、白水河が静かに流れ、古びた風雨橋があり、橋の上で誓われた言葉や故事を秘めている。
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朗徳上寨
 朗徳上寨の入り口で、12杯の儀式の酒を飲んだのち、取材団は、カメラとビデオでミャオ族の見事な歌舞の瞬間を記録した。
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三門塘
 三門塘は、天柱県の有名な北トン族の観光村であり、その歴史を安成祥・黔東南州文物局局長が紹介してくれた。1997年の「金山筆会」ののち、北トン民族の民間文化に多くの著名な学者が注目し、劉氏の先祖を祭る祠を代表とする欧派建築と石碑文化に対し研究を行った。
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隆里古城
 錦屏県の隆里は、農民兵が守っていた明代の軍事的な城である。古城は、丸石で辺を固めた土の城で、城壁内の丸石を敷いた道は「丁」の字型になっており、縦横が交差し、建築は整っている。現在の隆里には、典型的な民居の祠が40箇所、古い井戸は13が残り、中国の南部の高原のなかで、もっともよく保存された古城で、政府が重点的に建設する12の古城鎮の一つである。
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鎮遠古城──「青酒」を飲み、友と出会う
 古城「鎮遠」は、舞陽河畔にあり、周囲を山に囲まれている。河は湾曲し、S字形となって城を流れ、北岸は旧府城、南岸は旧防衛城で遠くから眺めると「太極図」に酷似している。悠久の歴史を誇るこの古城には、数多くの古建築、伝統的な民居、埠頭が残る。
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