李強総理がゲオルギエバIMF専務理事と会談

2024-03-26 16:49:00

李強総理は25日、国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

李総理は「今年に入り、中国経済は回復・好転基調が絶えず確固たるものになり、良いスタートを切り、年間の経済・社会発展目標の達成に向けて強固な基礎を築いた。長期的に見て、制度や市場、産業、人的資源、イノベーションの優位性を備え、長期的に良い方向へ向かうという中国経済の基調は変わっていないし、今後も変わることはない。我々には、中国経済の持続的で健全な発展を維持する自信と能力がある。中国は高水準の対外開放を揺るぎなく推進し、各方面との互恵・ウィンウィンをより良く促進していく」と表明。

「中国とIMFは良好な協力関係を保っている。中国はグローバル・ガバナンスにおいてIMFが引き続き重要な役割を果たすことを支持し、IMFとの協力をさらに深め、世界的な債務ガバナンスシステムの整備を促進し続け、世界経済の回復促進に力を捧げることを望んでいる。IMFが引き続き前向きな影響力を発揮し、経済のグローバル化と自由貿易を維持し、グローバルな産業チェーンとサプライチェーンの安定性及び円滑性を維持し、開放型世界経済の構築を後押しすることを希望する」とした。

ゲオルギエバ専務理事は「IMFは経済問題の政治化に賛成しない。中国とさらに協力を深め、中国経済のモデル転換と高度化及び改革開放に助力し、IMFにおける中国の代表権と発言権を高めていきたい」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年3月26日