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俳句は、いつ頃日本から中国に伝わったのだろうか?一説によると、最初に日本語で俳句を作った中国人は明末の禅僧・東皐心越(1639~95年)だとか。近代になって、日本へ渡った中国人留学生による俳句の翻訳が一時期盛んだったが……
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濰坊は悠久で豊かな文化資源に恵まれ、繁華な都市景観が古城や園林、湿地、河流と共に、古今が溶け合い、緑があふれる景観を織りなしている。昨年、2024年「東アジア文化都市」に選ばれた濰坊は、この機会に日本・韓国と人的・文化交流をさらに強化していく。濰坊の町に入り込むと、至る所でサブライズに出会える。
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7月は、内蒙古の大草原が最も美しい季節。もくもくとした入道雲が青々とした草原にまだらな影を落とし、牛や羊が草を食べ、馬が駆け回る。7月15日、「2023内蒙古・アジア太平洋音楽フェスティバル」が、緑豊かな内蒙古自治区シリンゴル(錫林郭勒)盟タイブス(太僕寺)旗御馬園観光区で幕を開けた……
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私は京劇に精通しているわけでは決してないが、子どもの頃から好きだった。 1930年代初め、日本の植民地支配下にあった大連に生を受けた筆者は幼い頃、市近郊の沙河口に暮らしていて、自宅の南側と西側は大きな廟に面していた……
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篆刻は、数千年にわたって受け継がれてきた中国の伝統芸術の一つである。書道と彫刻の技法が結び付き、石などの印材に文字を彫り込み、精巧で美しい印章を作る。篆刻は昔から中国人の生活に欠かせないもので……
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9月17日、「文明の交流と学び合いを進め、共に未来を切り開く」をテーマとする2023年世界大河文明フォーラム(中国・鄭州)が河南省鄭州市で開催された。
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中国には長い茶生産の歴史がある。広大な茶産地はそれぞれ自然条件が異なり、収穫や加工にもさまざまな方法があるため、多種多様な茶が生み出されてきた。人々は長期にわたる実践を通じて、さまざまな加工技術を創造し……
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北京の中国国家博物館(以下、国博)が昨年、創立110周年を迎えた。その記念イベントの一つ「イタリアの源――古代ローマ文明展」には、紀元前4世紀から紀元1世紀までのイタリア半島の波乱万丈の歴史をひと目見ようと、多くの観覧客が訪れた……
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「柴・米・油・塩・醤油・酢・茶」は、中国の人々の日常で大事な七つのものだ。「茶」は、何千年もの歴史の中で、東洋全体、さらに世界中で欠かせない飲料文化に発展してきた……
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生涯にわたって軍国主義の復活に反対し、中国を6回訪れた大江健三郎氏が今年3月3日、亡くなった。中日両国の文化交流と友好事業を推し進めたこの文壇の巨匠をしのび、中華日本学会と中国社会科学院日本研究所が共催して同月22日、「大江健三郎の平和主義思想とその現代的価値」座談会が行われた…
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春まだ浅い日曜日の午後、甲府から悲報が届きました。103歳の誕生日まであと12日という2月12日、長年にわたる北京放送のリスナーで、『人民中国』の愛読者でもある神宮寺敬さんが逝去されました…
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第一陣の国家級無形文化遺産として、放水節は2000年以上の深い歴史的蓄積、文化の根底及び特色ある風情を有している。4月5日、2023都江堰放水節は、都江堰の観光地である飛沙堰余水路で盛大に開催された。
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暖かくなるにつれ、街路樹には緑が芽吹き、屋外へ出て春を満喫する人が増えている。「春のお花見」「春のキャンプ」「春の限定食品」など、春ならではの消費スタイルは絶えず進化し、「スプリングエコノミー」の成長を後押ししている。
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「外国人の目に映る中国・美しき中華」国際ショートムービーコンテストの授賞式といった一連のイベントが2023年2月22日、孔子・孟子の故郷である山東省済寧市で開催された。