お花見ツアー、キャンプ+α、アフターコロナの春のお出かけに見るレジャー消費の新しいトレンド

2023-03-22 11:04:00

暖かくなるにつれ、街路樹には緑が芽吹き、屋外へ出て春を満喫する人が増えている。「春のお花見」「春のキャンプ」「春の限定食品」など、春ならでは消費スタイルは絶えず進化し、「スプリングエコノミー」の成長を後押ししている。 

ピクニックやお花見は春の定番去哪儿(中国の大手オンライン旅行プラットフォーム)リゾート部門の運営責任者によると、今年は多くの観光客が省をまたいでのお花見旅行に出かけており、予約も例年より早い段階から始まっている。また、遠方を目的地に選ぶ傾向が強く、花見に限らず旅の豊富さと付加価値を重視する人が増えている。 

途牛旅遊網(中国のオンラインレジャー・旅行会社)のデータによると、近頃人気の花見目的地には浙江省、雲南省、貴州省、江西省、チベット自治区などがあり、長距離の花見旅行に出かける観光客の間で、プライベートツアーやオーダーメド旅行などのニーズがコロナ前に比べて大きく伸びている。また、移動用のや宿泊施設の質に対する要求も高まっている。 

旅行の多様化するニーズに対応するために、各地の観光スポットもあらゆる手を尽くして観光客誘致に熱を入れている。武漢の東湖では桜の花見シーズンに入ると、観光客が桜の木の下でキャンプをしながら音楽を楽しめるお花見+キャンプ+ライブ」のように、「桜+α」の体験を提供している。また、河南省洛陽の牡丹文化フェスティバルでは、観光客はVR技術を駆使したバーチャル体験により古都・洛陽ならではの魅力に触れられる。これらの花見イベントや旅行は3月中旬から4月上旬にかけてピークを迎える見込みだ。 

暖かな春の訪れに伴い、「週末エコノミー」も全面的に復活している。近年中国で大きなブームを巻き起こしているキャンプは依然として人気にかげりが見えない。大衆点評(中国最大級の口コミサイト)などのデータによると、2月末から3初頭にかけて、「キャンプ」関連の検索は先月に比べて450%の伸びを見せており、関連投稿数は300%増えている。 

今年のキャンプの新たなトレンドとして、「キャンプ+α」の複合型レジャーが人気を呼んでおり、「キャンプ+お花見」「キャンプ+マーダーミステリーゲーム」「キャンプ+ライブ」「キャンプ+お茶会」といった楽しみが最近若者の間でブームとなっている。また、こうした複合型キャンプの急速なニーズの高まりは、民宿などの宿泊施設、レストラン、カフェ、パーティールームなどの需要の顕著な伸びにもつながっている。 

長期的に見ると、キャンプ業界は「週末エコノミー」と文化観光・レジャー産業の二重の後押しにより、これからも長期的に強い成長を見せることだろう。業界団体のデータによると、2025年までに中国のキャンプ経済のコア市場の規模は24832000万元に達し、関連市場の規模は14400億元に上ると予想される。 

スプリングエコノミー」は単なる季節的な消費ではなく、万物が生気に満ちる春の雰囲気の中で暮らしに特別感を与えるものであり、素晴らしい生活の享受の表れでもあるまた、若者世代の目的が明確な消費スタイル顕著に示している 

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