哈爾浜アジア冬季大会開幕まであと300日 コアグラフィックスなどが公表

2024-04-16 16:52:00

2025年第9回アジア冬季競技大会開幕まであと300日となった今月13日、黒竜江省の哈爾浜(ハルビン)大劇院でカウントダウンイベントが開催され、同時にコアグラフィックスやカラーシステム、スポーツピクトグラムが発表された。

 

 

 

 

哈爾浜アジア冬季大会の4大カラーシステムは、「氷晶藍(Crystal Blue)」、「丁香紫(Lilac Purple)」、「興安緑(Range Green)」、「豊登黄(Harvest Yellow)」。多彩で躍動感ある色調は、哈爾浜という多様性と包容力を備えた都市の趣と、悠久の歴史を有し、豊かな文化や物産に恵まれた同地域の特徴、四季がはっきりしている都市の特性を表しており、無限の魅力を誇るアイス・スノー、見通しが非常に明るい都市の発展などを存分に表現している。カラーシステムは主に、スポーツピクトグラムや都市の雰囲気づくり、試合会場、公式グッズなどをデザインする際に使用される。

 

コアグラフィックスの名前「瑞豊(A Timely Snow)」は、「瑞雪は豊年の兆し」から取られており、デザインは、哈爾浜の多種多彩なアイス・スノー文化、多様性と包容力を備えた都市の特徴からインスピレーションを得ている。そのデザインは、哈爾浜を流れる美しい松花江をメインとし、そこを勢いよく流れる水が躍動感ある五線譜として描かれており、ハルビンのアイス・スノーの街と音楽の都の魅力と特徴が表現されている。またコアグラフィックスには、哈爾浜大劇院や雪と氷の結晶といった都市の要素が描かれ、リズム感あり流れるような曲線と抽象的な視覚言語を通して、アイス・スノーの街と音楽の都、オリンピックチャンピオンの街である哈爾浜の特色と活力あふれる発展の勢いなどを存分に表現している。

 

スポーツピクトグラムは、エンブレムのテーマ「超越(Breakthrough)」をベースにデザインされ、そのビジュアルスタイルを採用。各競技の体の動きとエンブレムのデザインコンセプトを組み合わせており、エンブレムが表現しているアジアのウィンタースポーツアスリートが、自己ベストを更新できるよう、力の限りを尽くして戦うスポーツマンシップが反映されている。スポーツピクトグラムは16種類で、力強くスタイリッシュ、アグレッシブ、そして躍動感があるデザインとなっており、生き生きとしていて、かつ的確なイメージで冬季アジア大会の各競技を表現している。

第9回アジア冬季競技大会は2025年2月7日から14日まで、哈爾浜市で開催されることになっており、北京冬季五輪に続いて中国で開催される冬の国際総合競技大会となる。各準備作業が現在、急ピッチで、秩序に基づいて進められている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年4月16日

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