小中高生の昼寝用リクライニング機能付き学習机と椅子の国家標準が発表
2025-09-08 17:22:00
小中高生の昼寝の質の問題を解決するため、リクライニング機能付きの学習机と椅子を導入する学校が中国で増えている。
リクライニング機能付きの学習机と椅子は、授業中は一般的な学習机と椅子として使うことができる。そして、昼休みのチャイムが鳴ると、生徒は椅子の背もたれを倒すことで、横になって昼寝することができる。生徒たちはこれまでのように机に突っ伏して寝る必要はなく、ゆったりとした姿勢で昼寝できるようになっている。
市場監督管理総局が9月2日に発表した「小中高生が昼寝できる学習机と椅子の汎用技術に対する要求」国家標準が来年2月1日が正式に実施される。標準は初めて、昼寝できるリクライニング機能付き学習机と椅子のデザインや生産、使用の全プロセス基準を定めている。設計から使用までを定めている。
この新たに実施される標準は、昼寝の快適度にも十分な配慮をしている。例えば、椅子の背もたれを倒した後の長さは1メートル以上で、生徒がきちんと体を伸ばせる長さでなければならないほか、背もたれは135度以上リクライニングできなければならない。さらに、頭や足を置く位置などのサイズにも明確な要求があり、子供たちがぐっすり昼寝できるよう配慮されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年9月8日