中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利80周年を記念する写真展がこのほど、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス市議会で開催され、アルゼンチン各界の友人、在アルゼンチン華僑・華人代表など100人以上が出席した。 

中国の王衛在アルゼンチン大使は挨拶の中で、歴史を振り返り犠牲者を追悼した上で、世界反ファシズム戦争の東方の主戦場における中国人民抗日戦争の勝利が世界反ファシズム戦争に重大な貢献をしたと指摘。さらに、戦争の歴史観について正しい立場を堅持し、人々が歴史の真実を伝える者、良心と正義を守る者となるよう訴えた。中国とアルゼンチンの双方は共に、戦後の国際秩序を断固として守り、平和を尊び、平等で秩序ある世界の多極化と包摂的な経済のグローバル化を推進し、より良い未来を切り開くべきだと強調した。

ブエノスアイレス市議会のロペス第一副議長と議員代表のフェラリオ氏はそれぞれ挨拶し、中国人民が世界反ファシズム戦争の勝利に果たした多大な貢献を高く評価した。また、両国民は平和に対する共通の願いを持っていると強調し、アルゼンチン側は中国側との対話と協力を強化し、平和的発展の道で手を携えて進んでいきたいとの考えを示した。

今回の写真展は、アルゼンチン中国平和統一促進会が主催した。さらに同会は、中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利80周年を記念する座談会をも開催し、在アルゼンチン華僑・華人、アルゼンチン進出中国企業代表、留学生代表、在アルゼンチン中国大使館の外交官らが出席した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年8月7日